コーチや上手な人にアドバイスを求めるのは良くあることです。
試合のゲーム間や試合を見てもらった後などはプレーを見てのアドバイスになる為アドバイスをする方も求める方も楽っちゃ楽です。
漠然と自分のレベルを伝えてやるべき事を教えてもらうのもいいかもしれませんが自分の今やりたい事をしっかり相手に伝えられればもっと効率の良い的確なアドバイスを貰えると思います。
できるだけ状況を伝える
体調を悪くしてお医者さんに行った時を想像してみて下さい。
お医者さん「どうされました?」
あなた「実は昨日から熱が出てて喉も痛くて、でも食欲はあって・・・」
と言う感じでどう体調が悪いのかをなるべく具体的に伝えるはずです。アドバイスを求めるときはお医者さんに説明するつもりで自分の思うままで良いですから自分なりに悪いと思う点や違和感、そして自分はどうありたいのかを伝えるようにしましょう。
アドバイスを求めるときのポイント
アドバイスを求める時は2つのパターンに分類します。
- 出来ない事があるので出来るようになりたい。
- 出来ている事をさらにもっと良くなるようにしたい。
1は「短所を改善したい」2は「長所を伸ばしたい」貰いたいアドバイスは大体この2通りに分類されるはずです。
自分の状況がよく分からない
自分の何が良くて何が悪い、何が出来てて何が出来ていない・・・という風に違和感だけがあって状況判断ができない場合というのはよくあります。出来るだけ自分で状況判断をする癖をつけた方が良いのですが、試合が近いなど時間がそれを許さない場合もあります。
そんな時は一緒にスカッシュをしてもらうもしくは自分のスカッシュを見てもらって判断をしてもらいましょう。最近は動画も撮影できるのでスカッシュコートの外でもプレーを見てもらってアドバイスが貰えるかもしれません。
そういう訳でアドバイスを貰う時はできるだけ自分の状況や意図を伝えるようにしましょう。
自分の意図と状況を説明しないと自分が悩んでいる以外の欠点を指摘される場合もあります。それは直すべき点ではあるのですが自分が今悩んでいる事と違う練習等を指示されてもおそらく気が乗らず身に付きません。アドバイスをした方もちゃんとしたアドバイスであるにも関わらず相手が長い時間伸び悩んだりすると気になると思います。
悩むのはいやな事ですが今の自分に違和感を感じたりもっと上手になりたいと思うのは向上心のあらわれでとても良い事ですし、その時にちゃんとした練習をすれば飛躍的に伸びるチャンスでもあります。
1人で悩んでいないでコーチや上手な人にどんどんアドバイスをしてもらいましょう。
ただ、あんまり八方美人的に声をかけてアドバイスをこなせないとトラブルを招く恐れもありますので注意してください。